パキラの葉が段々と枯れてきた。どうしたらいいのかわからない。
このような悩みにお答えします。
部屋の雰囲気や空気を一変してくれる観葉植物。
特にパキラは初心者でも育てやすく、楕円形の葉っぱが可愛らしいことから大人気の観葉植物です。
しかし、愛用しているパキラがみるみる枯れてきた場合、どのような対処をしたらいいのかわからず、結局破棄してしまう方が多いのも現状です。
ですが、枯れてきたとしてもきちんとした対処をすれば、元気に復活する可能性があることも忘れないでください!
この記事のテーマ
パキラが枯れてきたとわかるサインと対処法が知りたい
結論
まず枯れてきたとしても諦めない心を持つことが大切!
そして枯れてきたとわかる4つのサインのうち、1つでも当てはまる場合は、すぐに対処する必要があります。
対処方法は女性でも簡単に作業できますし、日頃のお手入れにも活用できるため、必ず覚えておくようにしましょう。
今回は、パキラが枯れてきた場合のサインと対処法、枯らせるのを防ぐための日頃のお手入れ方法も併せて紹介します。
パキラは植物なので復活させることが厳しく、どうしても諦めなくてはならない場合もあります。
その際は、手入れ不要のフェイクグリーンをサブスクして部屋との相性を確認してみるのもおすすめですよ。
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目次
パキラが枯れていたとしても諦めないことが大切
パキラがみるみるうちに枯れていくと、不安になったり、どうしたらいいのかわからず、放置してしまうことがありますよね。
私も一番最初に購入した観葉植物が上手く育たずに、放置して全て枯らせてしまったことがあります。
しかし、植物なので枯れるのは仕方のないこと。
枯れている=死んでいるというわけではありません。
パキラの寿命は50年、長くて100年と言われているため、枯れてきたからといってすぐに諦めていては勿体ないです。
正しい対処を行なえば、回復していく可能性は十分にあります。
なので、すぐに諦めて破棄することは、出来るだけ避けるようにしましょう!
根腐れや幹腐れは回復しない可能性が高いため、新しい観葉植物に買い替える場合もあります。
パキラが枯れてきたとわかる4つのサインと対処法
パキラが枯れてきた場合、4つのサインが起こることがほとんどです。
葉がふにゃふにゃの場合
色が黄色くなっている場合
葉の色が抜けている場合
葉の先が枯れている場合
では、枯れている原因と対策について、1つずつ説明していきます。
どのサインを示しているのか、自宅にあるパキラを見ながら確認してみてくださいね。
葉がふにゃふにゃの場合
葉がふにゃふにゃになっている場合、過剰な水やりが原因で根腐れを引き起こしていることがあります。
その際は、土が乾いてから水をやるようにし、鉢の底にたまった水をしっかりと捨てることが大切です。
逆に、パキラが乾燥しすぎると、葉がしおれてふにゃふにゃになることもあります。
乾燥している場合は、土が完全に乾いてから、たっぷりと水を与えるようにしましょう。
他にも、十分な日光がない場合、葉が弱くなってふにゃふにゃになることもあるため、注意が必要です。
十分な日光がない場合は、人工光源を利用し、光を与えるようにしましょう。
もし過剰な水やりなのか、乾燥しているのかわからない場合は、一度根の状態を確認してみるようにしましょう。
根の確認方法
- 土をそっと落とし、腐っている根があれば取り除く。
- 新しい土に植え替え、明るい日陰に置いて様子をみる。
色が黄色くなっている場合
色が黄色くなっている場合は、過剰な水やりで根腐れを引き起こしていることがあります。
根腐れが進行すると、根が機能しなくなるため、注意が必要です。
対処法としては、土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えるようにし、鉢の底にたまった水をしっかりと捨てることが大切です。
また、パキラは肥料を必要とするため、肥料が不足すると、葉が黄色くなることがあります。
液体肥料を月に1回程度与えることで回復することがあるため、効果的と言えます。
他にも、十分な日光がない場合、葉が黄色くなることがあります。
明るい日陰に移動して、日光浴をさせるようにしましょう。
実は、パキラの葉の裏には目には見えない害虫が存在します。
害虫が原因で黄色くなることもあるため、より注意深く観察をしなくてはなりません。
対処法としては、ニームオイルを使うのがおすすめ。
観葉植物用駆除剤を使用しても良いのですが、パキラ自体にも悪影響を与える場合があるため、安全性のあるニームオイルを使うようにしましょう。
葉の色が抜けている場合
艶のある緑色が薄れて、葉の色が抜けている場合は、日光不足が原因の可能性があります。
もしパキラが室内に置かれている場合は、できるだけ窓際に置くようにし、日光が十分に当たる場所に移動させると良いでしょう。
人工的に光を与えるライトの使用も効果的です。
また、パキラは湿度が高い環境を好みますが、土壌が常に湿っている状態が続くと根腐れを引き起こすことがあります。
根腐れになると、根が腐って水や養分を吸収できなくなり、葉の色が抜けることにも繋がります。
パキラを水やりする場合は、水やりを控えめにし、土が乾いたら水を与えるようにしましょう。
根腐れが進んでいる場合は、枯れた根を取り除き、新しい土に植え替えることも必要です。
他にも、肥料を与えていない、または肥料の与え過ぎによる塩分濃度が高くなると、葉の色が抜けることがあります。
栄養不足の場合は、肥料を与えることで改善することができるため、肥料の種類や量を守り、定期的に与えるようにしましょう。
ただし、肥料の量や種類には注意が必要です。
肥料を与える前に、植物の状態や肥料の種類を確認し、必要な場合はお店の方に相談することをおすすめします。
葉の先が枯れている場合
パキラの葉の先が枯れている原因として、水やりが不十分で土壌が乾燥してしていることが考えられます。
水やり不足の場合は、土が十分に湿るくらいにたっぷりの水を与えます。
パキラは水を好むため、定期的に土壌の水分量を確認し、必要に応じて水やりを行うようにしましょう。
逆に、水やりが過剰になり、土壌が常に湿ってしまうと、根腐れを引き起こし、葉の先が枯れてしまうことがあります。
過湿の場合は、水やりを控えめにし、土壌が乾燥するまで待つようにしましょう。
根腐れが進んでいる場合は、枯れた根を取り除き、新しい土に植え替えることが必要です。
また、パキラは気温の変化に敏感で、急激な温度変化によって葉の先が枯れることがあります。
その場合は、パキラを直射日光の当たらない、風通しの良い場所に移動させましょう。
気温が下がる時期には冷気が入りやすい窓際から離して、明るい部屋の中央に移動させると回復に繋がるため、より効果的です。
完全に枯れている場合は剪定バサミで切る
葉焼けして完全に枯れている場合、残念ながら完全に復活することは難しい状況です。
枯れている葉は、光合成や水分蒸散を行わないため、植物の成長に悪影響を与える可能性があります。
葉焼けして完全に枯れているのを見つけた場合は、勇気を持って剪定(葉を切ること)するようにしましょう。
剪定する際はなるべく葉柄を残さないように、コブのような生長点を目印にしながら、根元から切るのがコツです。
葉を切りすぎると、パキラの成長に悪影響を与える可能性がありますので、注意しましょう。
パキラを枯らせないためのお手入れ方法とは
パキラを枯らせないためには、日頃どのようなお手入れが必要なのか、紹介していきます。
パキラが枯れてきた場合の対処法と同じような内容ではありますが、とても大事なことなので必ず覚えていただき、お手入れをこまめにしておくようにしましょう。
葉の手入れを行う
適切な水やりを行う
適切な環境を提供する
害虫に注意する
定期的な肥料やりを行なう
では、1つずつ解説していきます。
葉の手入れを行う
パキラは葉が多く、葉の表面にはホコリや汚れが付着しやすくあります。
葉で呼吸をしていることもあり、葉に汚れが付着していると風水的にもあまり良くありませんので、定期的に葉を拭いて清潔に保つことが大切です。
水で濡らした柔らかい布で優しく拭き取るのが有効的ですよ。
適切な水やりを行う
パキラは乾燥に強い植物ですが、土が乾燥しすぎると根が傷んでしまうため、土の表面が乾いたら適量の水を与えます。
水やりは毎回同じ量ではなく、気温や湿度によって調整するようにしましょう。
また、水やりの際には、鉢底の水をしっかりと捨てて根腐れを防ぎます。
適切な環境を提供する
パキラは明るい場所が好きですが、直射日光や風が強い場所に置くと葉が焼けたり、落ちたりしてしまいます。
また、気温が低すぎる場所に置くと生育が悪くなる恐れがあります。
適温は20度〜30度程度で、室温に近い場所が適しているため、明るい場所の日陰に置くようにしましょう。
日なたに置いてしまうと葉焼けの原因になりますので、必ず日陰に置くようにしましょう。
害虫に注意する
パキラは害虫が発生することがあるため、葉裏や茎、根の状態を定期的にチェックすることが大切です。
ニームオイルを使ってこまめに散布することで、害虫対策にもなります。
また、新しい植物を導入する際は、新たな害虫を持ち込まないように注意しましょう。
定期的な肥料やりを行う
パキラは肥料を好む植物なので、定期的に肥料を与えるようにしましょう。
ただし、肥料を与えすぎると根や葉がダメージを受けてしまう恐れがあります。
季節ごとに肥料の量を変えるなど、量や頻度には十分注意するようにしましょう。
季節ごとの肥料の与え方
春の場合:2ヵ月に1回程度、土の上に置く緩効性の肥料を与えるようにしましょう。
夏の場合:緩効性の肥料を与えつつ、水やりの際には2週に1〜2回は液体肥料や活力剤をあげるようにしましょう。
秋の場合:緩効性の置き型固形肥料を与えつつ、パキラの新芽が出る様子が止まったら、土の上に置いていた肥料を取り除きます。
その後、2倍ほど薄くした液体肥料を、2週に1回程度あげるようにしましょう。
冬の場合:休眠期になるため、肥料を与えなくても問題ありません。
ただし室温が常に高くパキラの生育が活発な場合は、2倍ほど薄くした液体肥料を、2週に1回あげるようにしましょう。
初心者でも育てやすいおしゃれな観葉植物3選
根腐れや幹腐れの場合は、植え替えても回復しない可能性が高いです。
その場合は、諦めて別の観葉植物に変える決断が必要も必要です。
数か月以上枯らした状態だと、部屋の雰囲気や風水的にも良くないため、丸ごと買い替えてしまうのも1つです。
今回は、初心者でも育てやすい観葉植物を3つ紹介しますので、心機一転で新たに観葉植物を育ててみてはいかがでしょうか。
ガジュマル
剪定してもすぐに新しい葉っぱが生えてくる、強い生命力を持つガジュマル。
独特の太い幹が可愛らしくもあり、神が宿る木と言われています。
ガジュマルの寿命は約100年を超える植物なため、長期で育てることが可能。
初心者にも育てやすく、テーブルの上における小型のサイズということもあり、大人気の観葉植物です。
口コミ
フィカス・ウンベラータ
フィカス・ウンベラータは、ハート型の可愛い葉っぱが特徴です。
風水的には恋愛の象徴とされており、良縁に恵まれることが期待できます。
また、幼い幹の場合柔らかさもあるため、曲げて樹形を変えることも可能。
世界に一つだけの観葉植物として、自分の好みに合わせて幹を変えてみましょう。
口コミ
届いたときの状態も良く、1点1点大切に扱っているのが感じられます。これから一緒に時間を重ねていくのがとても楽しみです。
梱包も丁寧にされた状態で届き、かわいい形のフィカス・ウンベラータで満足しています。
引用元:AND PLANTS
ヒメモンステラ
ヒメモンステラ(和名「姫モンステラ)は、床置きのモンステラよりも葉が小さく、サイズも小さいため、卓上サイズで使用することができます。
ザックリと切り込みが入っているのが特徴で、光の向きに葉を向ける性質があります。
可愛らしくもあり、ガッシリ見える独特な葉が、一目惚れで購入してしまう方も多くいるほど。
大きな株になれば乾燥にも強いため、初心者にも育てやすい観葉植物です。
口コミ
育てるのが大変ならパキラのフェイクグリーンがおすすめ
パキラを育てるのは大変だな・・・
と感じているそこのあなたに必見なのが「パキラのフェイクグリーン」です。
フェイクグリーン=造花の観葉植物は、とにかくメリット尽くし。
お手入れは一切不要
本物そっくりなので違和感ゼロ
とにかくおしゃれ
育てるのに少し疲れてしまった方は、絶対にパキラのフェイクグリーンを使うべきです。
ただパキラのフェイクグリーンがどのような感じなのかわからないという方もいますよね。
まずは私も利用している、フェイクグリーンをサブスクしてみることから始めてみましょう。
部屋の雰囲気がどのような感じになるのかを1か月以上試してみると、パキラのフェイクグリーンの魅力を存分に知ることができます。
その後購入したとしても、魅力を知っている分、失敗は99.9%ないと言えます。
もちろん私みたいに、サブスクし続けるのも全然OK!
ちなみに120㎝のパキラのフェイクグリーンを購入すると約10,000円します。
私がサブスクした際、最初の一か月はポイントを使って約1,300円で借りれちゃいました。
かなりお得ですし、パキラのフェイクグリーンは大人気のため、見かけた場合はかなりラッキー。
今すぐパキラのフェイクグリーンのサブスクして、部屋をおしゃれにしちゃいましょう。
パキラがみるみる枯れてきた!諦めないこと・諦めることの両方大事?:まとめ
パキラの寿命は50年、長くて100年と言われているため、枯れてきたからといってすぐに諦めていては勿体ない
パキラが枯れてきたとわかる4つのサインと対処法でパキラを元気に回復させよう
葉焼けがひどく完全に枯れている場合は剪定バサミで葉をカットする諦める心も必要
パキラを枯らせないためには、日頃から5つのお手入れをこまめにやっておく必要がある
根腐れや幹腐れの場合は回復が難しくなるため、別の観葉植物に買い替える決断をしなくてはならない
パキラを育てるのが大変な場合は、パキラのフェイクグリーンのサブスクがおすすめ
パキラが枯れてきたとしても、まずは諦めずに、原因を探って対処することが大切です。
時には、諦めることも大切になってきますが、それはパキラの回復を願ってのこと。
愛用するパキラが元気に育つためにも、日頃のお手入れをしっかりして、癒しアイテムとして育てていきましょう。