一人暮らしの皆さん。
皆さんの実家にはこたつはありましたか?
寒い冬、こたつに入ってのんびり過ごすのは冬の風物詩ともいえますね。
この冬の風物詩を一人暮らしの部屋でも再現したいと考える人は多いのではないでしょうか。
のんびり過ごすもよし、勉強するもよし、食事をするもよし。
考えただけで、寒い冬を乗り越えることができそうですね。
しかし、こたつにはデメリットもあります。
購入を検討している方に向けて、一人暮らしでこたつを選ぶ際に知っておきたい注意点や後悔しないための情報をわかりやすく解説します。
目次
こたつがもたらす一人暮らしのデメリット
実はこたつ購入は、季節品であるがためのデメリットが存在します。
購入後に
こんなはずじゃなかった・・・
と後悔しないためには、事前にデメリットを把握しておくことが重要です。
ここでは、一人暮らしにおいて特に気をつけたい点を詳しく解説します。
動かなくなるリスク
皆さんは「こたつむり」という言葉をご存じですか?
こたつに入って頭だけ出していると、テーブルや掛け布団がかたつむりの殻の部分に似ているので付けられた名称です。
そして何より、かたつむりのようになかなか動かないことも「こたつむり」の由来とも言えます。
このようにこたつに入ると、つい長時間その中で過ごしてしまいがちです。
温かい環境に包まれると、体が動くのを嫌がり、結果的に活動量が減ってしまいます。
運動不足による健康面での悪影響
家事が疎かになるリスク
も伴います。
特にテレワークやオンライン学習をしている人は、生活リズムが崩れる原因にもなるので注意が必要です。
部屋が散らかりやすく、火災発生のリスク
こたつを中心とした生活は、無意識に周囲に物を置きがちになります。
例えばテレビやDVDデッキや照明機器類のリモコン、スマホやモバイルバッテリーや充電器機類、飲み物、本などを常に手元に置いておきたくなるため、部屋が散らかる原因になります。
また、気を付けていただきたいのが、火災発生のリスクです。
こたつには安全装置がついているため、火事になることはほとんどありません。
しかし、使い方を誤ると火災に繋がる恐れがあります。
例えば、洗濯物を早く乾かしたいからとよくこたつの中に入れることがあります。
その洗濯物がヒーター部分に長時間触れると火災の原因になります。
また、こたつは消し忘れが多い暖房器具にあげられています。
一人暮らしで長期間留守にする場合に消し忘れによると、より火災のリスクがあがります。
夏場の収納場所の確保
こたつは冬場には便利ですが、使用しない季節には収納が必要です。
一人暮らしの限られたスペースでは、こたつ本体や布団をどこに片付けるかが問題になります。
収納スペースを確保するために、家具の配置を変える必要がある場合もあり、手間がかかります。
合わせて読みたい
こたつの魅力と一人暮らしにおけるメリット
ここまでは一人暮らしにおけるデメリットを見てきました。
しかし、冬の寒さを乗り切るための定番アイテムであるこたつ。
やっぱり気になりますよね。
実はこたつって、一人暮らしにおいても多くの利点があります。
暖かさやリラックス効果だけでなく、省スペースで使える点も見逃せません。
では、こたつがもたらす具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
手軽に暖かさを手に入れる
こたつは、部屋全体を暖める必要がありません。
そのため、電気代を大幅に節約できる暖房器具として人気です。
一人暮らしの小さな部屋では、エアコンやストーブを使うよりも効率的に暖を取ることができます。
さらに、こたつの電気代は1時間あたり数円程度と経済的で、寒い冬でも安心して使えます。特に冷え性の方には、その即効性が魅力的です。
リラックス効果と快適な居場所
こたつは暖かさだけでなく、リラックス効果も抜群です。
布団に包まれる感覚が、まるで優しく守られているような安心感を与えてくれます。
一人で過ごす時間が多い方にとって、こたつは単なる暖房器具以上の存在になります。
テレワーク
オンライン学習
読書
映画鑑賞
食事
といった、生活の中心となるスペースを確保してくれるでしょう!
コンパクトでインテリアにも最適
こたつというと、田舎のおじいちゃんおばあちゃん等の家にある、大きなこたつをイメージしますよね。
そして昔のホームドラマや大家族のアニメなどのように、家族全員で入るものという考えがあります。
しかし最近では、一人暮らし向けのコンパクトなこたつが多く登場しています。
ミニサイズでも十分な暖かさを保ち、部屋のインテリアに合わせたおしゃれなデザインも選べるため、インテリアとしても楽しめます。
シンプルなデザインや折りたたみ可能なものなど、限られたスペースでも快適に使える仕様が増えています。
こたつ購入前に考えるべきポイント
こたつのメリット・デメリットを理解したうえで、購入を考える際にはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、選ぶときの基準や購入後のトラブルを避けるための注意点についてお伝えします。
ぜひ参考にして下さいね。
自分の生活スタイルとの相性
こたつを購入する前に、自分の生活スタイルに本当に合うかどうかを考えることが大切です。
普段家にいる時間が短い人
既に他の暖房器具を使っている人
にとっては、こたつがかえって不要なアイテムになる可能性もあります。
また、使わなくなった場合の処分や保管の手間も考慮する必要があります。
暖房器具に限らず、
レッグウォーマーや毛糸の靴下や冬用ルームシューズで足元を温める
保温素材の服を重ね着する
冬用のラグカーペットを敷く
など、暖を取る方法もありますので合わせて検討してみてください。
サイズとデザインの選び方
部屋の広さや家具の配置を考慮して、こたつのサイズを選ぶことが大切です。
小さすぎると物足りなさを感じてただの物置になってしまう一方、大きすぎると部屋が窮屈に感じることも。
更に机のサイズだけでなく、こたつ布団分も部屋のスペースを取るという事を覚えておいてください。
また、デザインは部屋の雰囲気に合わせて選ぶことで、インテリアとしても楽しむことができます。
反対に
何でもいいや!
と適当に選ぶと、部屋の雰囲気と合わないことがあります。
購入前にしっかり測定し、理想のサイズとデザインを決めておきましょう。
さらに、こたつの準備と後片付けもサイズに含まれます。
こたつを使わない時季の収納スペースに収まるのか
こたつを使わない季節になった時
こたつ布団を自宅の洗濯機で洗えるのか
洗えない場合はどうするのか
も考慮しておくと安心ですね。
初期費用とランニングコスト
こたつを購入する際は、価格だけでなく電気代やメンテナンスコストも含めて総合的に判断する必要があります。
長く使うことを考えると、ランニングコストの安さは大切なポイントです。
高性能なこたつは初期費用が高めですが、消費電力が低い製品を選ぶことで、長期的にはコストを抑えられる場合もあります。
また、安すぎるこたつを購入すると足の部分がゆがんだり、暖かくならないなどから修理が必要になる場合もありますので、十分に注意しましょう。
一人暮らしでこたつは本当に必要?知らないと後悔するデメリットとは:まとめ
こたつは一人暮らしの生活を豊かにしてくれるアイテムです。
そのため、良い点と悪い点を理解したうえで慎重に選ぶことが大切です。
この記事を参考に、あなたにとって最適な選択をしてください。暖かく快適な冬を過ごす準備を始めましょう!